003: 吹奏楽、上達のコツはフィードバック回路を知ること

上達のコツはフィードバック回路を知ること

人間は結構機械的に動きます。そんな原理を理解すること、それが上達のコツです。

フィードバック回路とは

回路?電子的な?理系?
いやいや、人間もある種のメカニズムで動いているのです。タイトルのフィードバック回路っていうのは、こんな感じ。

 

⓪その楽器の音をなんとなく記憶してる
①楽器の練習で、音を出す
②出した自分の音を聴く
③聴いた音と(0)の記憶の音を比較する
④(0)に近づける(修正)
①修正後の音を出す
③出した自分の音を聴く
(④①②③④①②③④…と繰り返し)
図にすると↓こんな感じになりますね。

重要なのが入り口 良い音を聴く

(0)のところです。
大昔、産まれてから一度もトランペットの音を聴いたことが無い人を、クラリネット奏者の群れに放り込み練習させる、という実験がありました。
そうしたら、見事にクラリネットの音色を出すトランぺッターになったということ。伝説かもしれませんが、説明としては良くできてます。
人間は聴いた音を真似する能力が高く、言葉の習得などもそれ。つまり。
聴いた音が良い音なら良い音に。
そうでない場合はそうでもない音に。
ということは、
良い音を聴けば良い音を出せる
ということになります。
次は、聴く音のレベルによって何が起こるか?を書こうと思います。
・・・ちなみに。良い音を聴く、というのは、スマホでユーチューブを見る、ということではダメ、と言い切ってます。これについては下のリンクで詳しく書いております。



ミニコンポ、ってこういうの↑↓

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