013: 吹奏楽上達法 具体的行動その5 いつもの練習+考える(前半)

具体的行動その5 いつもの練習+考える(前半)

歩くのに考えながら足を動かしてる?

歩くときに、

  1. 左足に重心を完全に移す
  2. 右足を前に23°毎秒2mの速度で振り出す
  3. 左足の前方に重心を移しながら空中にある右足で着地を準備

などと考えてますでしょうか。普通移動すること、到着することを考えて、歩く動作については体にまかせているのではないでしょうか?

これはいけませんが・・・

吹奏楽での練習をかなりの日数こなしてくると、色々な点が無意識にできるようになってきます。元々「音が出やすい構造」「演奏しやすい構造」の楽器だから、上達するにつれ、そうなるのは当然です。

頭で考えなくてもピストンは動く状況になるし、アルペジオのあるパターンはもういろんなところで出てくるから、特におさらいの必要も無く。

現状維持にはそれで問題ありません。特に変わったことをやらないで、いつも通りを再現したいステージの日が明日、などの場合に、逆に変なことを考える必要もありません。現状維持、というのは割と悪い言葉として使われることも多いのですが、状態の話ですから、いいも悪いもない。

楽器を吹くときに制御している行動はすごい数

現状維持も無意識も状態を表現するために使っているので、特にネガティブワードではありません。ちゃんと理解し意識すればいいんだと思います。

楽器の演奏というのは、特に初心者のころを思い出せば、結構色々な点を一度に実現しないとちゃんとした形になりません。よくドラマーのパフォーマンスに対して未経験者が言う「自分はこんなに手足がバラバラに動かせない~」という言い方。エレクトーンなんかもそうです。

トランペットだって、まともに行動要素を羅列すると、

  • 楽器を正しい角度で保持しながら
  • 正しい唇の形をキープしつつ
  • 楽器を正しい圧力で唇に接触すると同時に
  • リズムを正しく捉えておいて
  • 指揮者のタイミング動作を解釈しつつ
  • 楽譜を確認しながら
  • 音の立ち上がりの遅さを逆算したタイミングで
  • 息を正しいスピード、圧力で楽器に与え
  • 次の音でまた同じことを

こんな感じでしょうか?自分も初心者の頃って頭の中がこんがらかってるときもありました。

無意識のメリット

でも、これが無意識でできてくれば、そこに、例えば

  • 指揮者の今日の演奏の気分によるテンポの変化に気づいたり
  • 同じパートの仲間の音量がちょっと大きすぎるからユニゾンでは控えた
  • 自分のチューニングがくるってることに気づいて先の休符で調整しなおそうとおもったり

というようなことが行動として加算できる。というか、加算していかないと自分のレベルもバンドのレベルも向上していきません。

しかし。

今日お伝えしたいのは、「だから無意識万歳!」じゃありません。意識、無意識がある、ということを一度認識すること。

それを踏まえてもっと攻撃的に無意識と意識を使い分けることで、上達スピードもアップする、ということにつながります。

 

今日はここまで。

 

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