006: 吹奏楽練習法 具体的行動2 それでフォルテ?もっと大きく!

吹奏楽練習法 具体的行動2 それでフォルテ?もっと大きく!

あなたの吹いている音は「小さい」。

皆さんが手にしている楽器。古い原始的な作り方から、長年改良が加えられ今の形になっています。
何のために改良されてきたか?を知れば、楽器のポテンシャルが分かります。
↑間違って進化しちゃったヤツ

楽器の発達、なんのため?

先人たちは何を目標として楽器を改良してきたのでしょうか?
  • 正確な音程が作れるように
  • 構造が安定して壊れないように
  • 安く大量に作れるように
などなど。
結構初期にあったはずの大きな目的の一つが、
  • 大きい音が出せるように
これです。その昔、使われる場面によっては楽器の役割はもっと実用的でエグイものもありました。

大きい音はなんのため?

  • 戦争で味方に指示を伝える信号として
  • 宗教的な理由により、民衆に同じ体験をさせるため
  • 音響装置やホールの構造が今ほど高品質じゃない場所で音を伝えるため
などなど。最近のライブの爆音じゃないですけど、大きい音は聴く側に非日常を提供できるわけです。そして、多くの音楽は今の簡単な趣味ではなく、超イベントで活躍した実用目的だったはず。つまり非日常です。

 

そんなわけで、楽器は大きな音が出るように発展してきたはず。

 

ここから本題に入って行きます。(前振りが長いが、重要だから。)

 

楽器としては、かなり大きい音を出すことを前提に設計されています。でも。

ほとんどの皆さんの音は小さいです

このことは、以下の点で損をします。
  • 楽器が持つ本来の音色が出せていない
  • 音量を使った表現の幅が小さくなる
  • グループで演奏した時に迫力がなく表現も小さいので、つまらん!
  • 振動という観点で見た楽器の使い方として非効率(小さいくせに疲れる)
次のブログでもう少しこのあたりを詳しく説明はしますが、今日の結論。
フォルテは今自分が感じるフォルテシモまで大きく!
フォルテシモは当然、もっと大きく!
通りすがりの猫
大事だけど、一度しか書きません!
・・・でも、一応実行するのは次のブログを読んでからにしてください。今日はこのことを頭に入れるだけで大丈夫です。

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