発想力を伸ばす・訓練手法1 敢えて制限する!?
まず、何も条件無しで「発想力を伸ばしましょう」といっても、大部分の人はどうしてよいか分からないでしょう。
訓練の方法はあります。ここから、少しずつその手順を説明していきます。
まず、発想法。世の中の様々なものに使える汎用的能力ですが、それだけに、何を題材にしても良い、という広すぎる対象範囲があります。
なので、トレーニングする間はまっすぐ向かえるように、考える幅に制限を付ける方がやりやすい。
これにより、余計な事を考えなくて良くなります。
具体的制限例
実際の講義では、駅を題材に選んでみました。
発想力が必要な対象は、その人・仕事・顧客ごとに色々です。でも、トレーニング段階では手法の一つを体験してもらうために、
- リアルに想像しやすい
- 他者と比較しやすくするため(客観視)
でテーマは同一にしました。
この条件から、ほとんどの人が利用経験がある駅を題材にしました。繰り返し利用もあるし、同機能で異なる構成の場所も比較しやすい、ほとんどの人が使ったことがある、という側面があります。
いきなり誤算…
ついつい首都圏で動いていると、
駅=新宿
などを思い浮かべてしまいます。
しかし、学校は全国各地から学生が集まってます。一応、具体的な駅名も書いてもらいながら進めて行ったのですが、無人駅や過疎駅ならでは、の課題も続出。
その時に色々と話が聞けたのですが、自分があまり体験できてない駅にまつわる話としてはこんな感じ。
- だいたい無人
- 線路を渡って反対側のホームに
- 踏切は音が鳴るだけ
- Suicaって果物?野菜?
- 自動改札はない
- 駅の周辺にお金を使うところはない
- 待合室は虫だらけ
- 自分の他に駅を毎日使う人がいない
などなど。自分の知ってることだけで物事を判断してはいけません。
これは勉強になりました。
つまり、
です。
具体的にどんな話に発展していったのか?というのはまた後日。
訓練段階では、とにかく制限をつけるべし、というのがまずはお伝えしたいことです。
そして、そんな講義を聴いてくれた学生さんにお勧めしたいネット環境はこれ。
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よくある3日で10GBなどの制限がないのも使いやすいポイント。