000: 発想力はどう伸ばす?→筋肉のように鍛える

発想力はどう伸ばす?→筋肉のように鍛える

大学で、発想力を伸ばす、というテーマの講義をやってます。

さぐりながらの一面もありつつ、半期での人気投票で1位をいただけたました。割と良い進め方はできたのかな、と思います。

ただ、元来アドリブ好きの一面も持っているので、何をどう伝えたのか細かいところは忘れがちです。

それももったいないので、ブログにまとめておきます。来季も同じ講義をやらせてもらえそうなので、その時に自分で読み返す!ということもできるので一石二鳥。

発想する=何かのテーマについて、それを変化させたり進化させたり対応したりまとめたりする考え。発想法はそれを体系的にまとめたもの。

とか書いてみましたが。広辞苑だと違うと思います。自分の考えです。

発想は筋力

もう絶対広辞苑だとこんなことは書いていません。完全に自論ですが、比較的当たっているかな、と思います。

どの辺が筋力か、をまとめてみます。

  • 使ってないと衰える
  • 少し負荷をかけると増えやすい
  • 考えすぎると疲れてろくな考えが出ない
  • ある部位を意識して集中すると効率的

あたりがそう思わせるのかもしれません。

なので、講義の中では、とにかく実際に頭を動かしてもらうことをやってもらいたかったのですが、この事態でリモート講義。座学ばかりになってしまい、申し訳ないやら。

本当は、グループを作ってみんなで考えて、発表!というのをやっておきたかったです。

でも、リモートの良さ、というのもありますので、それは別カテゴリーでまとめておきます。

ちょっと脱線、コロナ世代!?

絶対この年に大学に入った子は言われるんだろうなー、と思ってます。ゆとり世代とか、自分たちで選べないことで妙なレッテルを貼られるのはかわいそう。

でも!いばっていいよ!と伝えています。その理由は以下です。

  • こんなにリモートで講義を受けた「リモート元年」の先輩になれる
  • あとで何かあっても「あの時を君らは知らないんだね」と威張れる
  • 実際に乗り越えた経験は他人よりも頭を使ったはず(先例無し)

ということで。なんでもいい材料にすればいいのです。実際にリモートならでは、の気づきはたくさんありました。

こういう負荷を受け、それを乗り切った人は、発想力もその分鍛えられます。そもそも乗り切る必要のない人は、乗り切るために考える、という機会が無かったわけですから。

座学でも一度聴いておくだけで役立つことを

こちらもそういう訳で、教える側もこの事態の負荷を分析し、それを乗り切るような内容を心掛けましたので何もない平和な時よりも、もう少し良いネタが出せたと思います。(だからまとめておかねば!)

ちなみに、15回分の講義のスライドは全部で250ページになりました。

このブログでは、それをぎゅっとまとめておきます。

↑リモート講義ではお世話になりました

 


 

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