おうち時間の過ごし方が見えてくる売れ筋商品 フィットネス編

おうち時間の過ごし方が見えてくる売れ筋商品

おうち時間、というコロナがなければ産まれなかった時間で、ライフスタイルも変わって、それが色々な商品購買にも影響しています。これまでも、ガーデニングの伸びなどを記事にしましたが、今回は、身体に関することを。

おうち時間=再チャレンジ需要

通勤の時間がなくなる、ちょっとした隙間時間が産まれる、などが出てくる「おうち時間」という新しい資源。

そうすると、新しいことにチャレンジする人も当然いますが、準備や道具などのカロリーが高い。

積極的に楽しい理由で出てきた時間じゃないので、そこまでカロリーを使えない・・・

ということから、自分では項目名のようなことが産まれる、と推測しました。

実際の商品ラインナップから考察

10000人からアンケートを取って分析、みたいなことはできないので、その兆候を商品の販売傾向で確かめられないかな、と見てみます。

アマゾンはトップセールスというランキングがあります。しかも、それがジャンル別に。

買いたい人は売れてるかどうか、というのも気にします。多くの人が選んでいる安心感も価値になります。

今回はスポーツカテゴリ

自転車

11位、10位、9位、5位、に関連商品が。

これは、近所の移動が増えたことで、ならば自転車、ということかと推測します。実際自分も眠っていたアシスト自転車のバッテリーをリフレッシュしました。

アームカバーは夏の季節に必需品。特に初夏は体が慣れてないところに日差しを受けると、結構ダメージあります。昨日がそうでした・・・

スマホホルダーは、配達系でしょうか。これは、余暇を楽しむのではなく生産性の高い形に利用するときのガジェットです。

自転車は、格納場所が余裕がある場合と、そうでない場合に結構手間が違います。特にカバー。はずすのもかけるのも面倒…だから使わなくなる、ということはありそうです。

今回の変化で少し自転車の稼働が増えて、そんじゃこれ、という動きに見えます。

アウトドア

8位と4位と2位にランクイン。

アウトドアといっても、本格的に準備をして本格的にどこかで楽しむ、というより、ご近所や場合によっては庭やバルコニーなどでプチ楽しむ、ということが増えているニュースもあります。

 

ソトレシピ総研『キャンプトレンド調査2021』緊急事態宣言発出から1年。コロナ禍で進んだ「アウトドアのインドア化」2021年のキャンプ消費は“ソトナカ消費”がキーワード

リンクはこちらから。

③のアウトドアのインドア化!これでしょう。今回のキーワードは。

8位は、ちょっと外でも食材を持ち出すのには普通に便利です。電源付きのおおげさな冷蔵ボックスなどまでは手を出さない。
4位は当たり前のように、庭でも蚊が出ます。ベランダも開けっ放しだと夜が大変。ならばこの「強力そうな」ものを所望する。分かります。
分からないのが2位のポール。テントを買えば普通はポールもセットであるでしょ?と思うので、これは、ターフ用かも。
続いて。

フィットネス系

7位と6位と3位と1位にランクイン。
これは分かります。単に時間ができただけでなく、通勤というエクササイズが無くなり、さらに余った時間でつまみぐい。お昼もどこかに食べに行かずその場でついもぐもぐ。やがて知らない部分に知らない肉が増えて・・・
ならば家でできるフィットネス。どちらも畳一畳に満たない面積でできる、というところもポイントでしょう。
スイミング系も再チャレンジに属する気がします。

割とみんな考えることは同じだなー、と。自分もバランスボールを急に引っ張り出しました。畳で言えば半分のスペース。

ちなみに、3位のアレ風のウォッチも、「そんなにうれしい時間ってわけじゃなくて余った時間だから」的な考えも見えます。

すごいうれしくないけどちょっとうれしい

今回のコロナ騒動。色々な変化のうち、可処分時間については結構大きいと思います。

その時間。原因が原因なので、手放しで「やったー!」という感じでもない。欧米は違いそうですが・・・

我々日本人、結構つつましやかに、できることをちょっと増やす、それもこれまで手を付けて長続きしなかったことのリベンジ、という国民性が透けて見えた調査でした。

自分が欲しいのこれ。

本格的でもお手軽、ということで無料体験もあるこんなのも良いかも。

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