006: 音声合成の正しい使い方 得意技は正確・長文・早口

音声合成の正しい使い方 得意技は正確・長文・早口

 

色々な特徴、欠点も長所も

音声合成は、色々な特徴があります。中には使う上で不便な点も。もちろん、使いやすい点も。さらに、人間の代わりをさせられることも多いですが、人間より凄いこともあります。

今回は、特徴のうち、良い点を解説します。

人間っぽさの追求、だけではない発展性

以前の記事で、音声合成は人間っぽいしゃべりを追求してる、という説明をしました。

004: 音声合成の正しい使い方 人間のしゃべりとは違うという事実

でも、計算は今当たり前のようにコンピュータの方が速いみたいに、喋り能力についても、人間よりすぐれている部分もたくさんあります。

まだまだサービスやコンテンツはそこを活かしきれていない!というのが今の自分の捉え方。

色々な解説本もありますので、気になる方は読んでみてください。

得意なこといくつか

コンテンツやサービス作成において、得意なこと、と考えてきたことを簡単に紹介します。

  1. 間違えることなく飽きずに何度も
  2. 超長文も疲れずに
  3. 早口言葉
  4. テキストで簡単に内容変更

まだまだありますが、コンテンツ目線だとこのあたりが重要になります。

今回は、③を実際に音声合成でやってみました。単なる芸では無く、これが新たなサービスに非常に重要となる、と考えております。それはまた後程。

今回のテキストはこんな感じ。句読点がたくさんあるところは、音のスペースを作りたかったから、です。

音声合成は結構癖がある、とお話しました。まずは、その癖の中で、得意なこと を紹介します。
その1、正確に飽きずにしゃべること。例えば、何度も同じことを飽きずに正確 にしゃべれます。スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス、 スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス、スーパーカリフラジ リスティックエクスピアリドーシャス。まだ続けられますがこの辺にします。あ とは、長い文章をしゃべること。これはやってみなくてもいいですね。一番機 械っぽい得意技は、速度を変えても大丈夫なこと。
だから、早口言葉は、超得意です。
やってみましょう。まずは普通の速度だと、こんな感じになります。。。。隣の 客は良く柿食う客だ。。。さらに、手術室の術式の記述を施術中にやるな。。。 これは、今作った早口言葉です。。。。それでは、やってみますね。

スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス、スーパーカリフラジ リスティックエクスピアリドーシャス、スーパーカリフラジリスティックエクス ピアリドーシャス。
隣の客は良く柿食う客だ、隣の客は良く柿食う客だ。。。手術室の術式の記述を 施術中にやるな、手術室の術式の記述を施術中にやるな

まだまだある、特長、特徴(←音声合成だと難しい…)

今回は欠点は説明しませんでしたが、追々説明を加えていきます。でも、まとめて特性を理解すれば、非常に使いやすいうえに面白い技術ですよ。

 

 

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