006: 大学生向け企画書講座 テンプレートを作る(本文マスターシート)

大学生向け企画書講座 テンプレートを作る(本文マスターシート)

一つ前のブログで、表紙のテンプレートを説明いたしました。

005: 大学生向け企画書講座 テンプレートを作る(表紙マスターシート)

今回は、本文部分。こちらもしっかりと意味のある情報を入れていきます。

ヘッダとフッタを統一

一枚のシートの一番上、一番下、のフォーマットを固定します。固定するメリットは

  • 何度も繰り返し見ることになり、誰が何を書いているか、がブレずに伝わる
  • 違う提案を受けるときにも、デザインで誰の提案かがすぐ認識される
  • ここ、というタイミングでデザインを崩してアクセントを付けられる

といったところです。

今回はこれをご覧いただきながら、説明を見ていただけると理解しやすいと思います。

7つの要素

  1. 文書名(+章の名前)
  2. 区切り線
  3. 章の名前
  4. 本文
  5. 禁止事項など
  6. 制作者
  7. ページ数

それぞれの項目の解説

それぞれを説明していきます。見やすいようにもう一度絵を貼っておきます。

①文書名(+章の名前)

文書名をずーっと出しっぱなしにします。他の要素もそうですが、例えばこのページだけが一枚はぎとられ、どこかに説明に使われても、いったい何の資料のどのページで誰がいつ書いたものだ、と分かれば、何かあっても正しく問い合わせが来ます。

文書サイズが大きくなり、章立てにした場合は、章の名前をここに書いておくのも良くやる形です。

②区切り線

地味ですが、固定部分と変動部分を分ける役割と、パッと見て誰が書いたものか、が分かる効能もあります。自分は自分や相手のコーポレートカラーやプロジェクトのイメージカラーなどを使います。

③章の名前

文書が長く章立てになったときの章の最初のページには『変わったぞ』と分かるように入れます。同じ章の次のページからは冗長なのと、スペースが欲しいので書かないようにしています。

④本文

文章や絵などを好きに書くのですが、左右に少しブランクを入れます。見た目がすっきりすることと、相手がメモを入れられる効果も。

⑤禁止事項など

必要に応じて。自分はあまり書かないですが、大企業などは書く傾向にあります。

⑥制作者

絶対書くべき項目です。一人歩き、分轄、の時の安全性を担保します。また、全部のページに入ることでの刷り込み効果も。

⑦ページ数

これも絶対です。例のように、

当該ページ数/全体ページ数

という書き方にする場合と、単にページ数を入れる場合とあります。いわゆるプロジェクトの完成版的なバージョンができたときは、この( / )という書式を使うこともあります。パワポが勝手に入れてくれるので、決めればOK。

実際に企画書を書く時

表紙を作り、本文部分を作り、それをコピペで一旦並べてしまうと、これからやるべき作業量が見えやすくなります。このあたりの進め方はまた別の項目で解説します。

おお、今回いらすとやさんのイラストを使わなかった!


 

 



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