小学校の時の指をまだ覚えてる…リコーダー
吹けそうで吹けなくてでも吹ける気で吹いて結局吹けない
ほとんどの日本人はリコーダー経験があるのでは無いでしょうか。 自分が転校したのも含めて4つの小学校では必須でした。
また、ほとんどの男子が好きな子のリコーダーをこっそり…
(私はやってません)
小学一年生から必須にできるくらい「音を出すのは簡単」。電車の窓から外に出しても鳴るかもしれません。
運指も下から順にあけていけば、ドレミファソラシ。ドは指を入れ替えますね。
わかりやすい、吹きやすい、最初に手にするのはC管だから楽譜も実音通り。構造も簡単で調整もいらない。音程も安定してメロもハーモニーもできる。
ここまでパーフェクトな特徴、でも!?
しかし、この楽器、他の吹奏楽器経験者なら体験されていると思いますが、吹きすぎ注意!なのです。
息の量と圧と安定度がかなり厳密です。非常にセンシティブで高度なコントロールを要求されます。 当然小学生のできる範囲を超えています。
同じころに体験するハーモニカ、鍵盤ハーモニカはその点、息の変化に対して許容範囲が広いから、少しルーズでもそんなに乱れません。
要するに、「やさしそうに見えて」「難しい楽器」なのです。
卓球に似てる
卓球というスポーツがありまして。ラケットで球を相手に返す、というところは簡単で、素人同士でも相手を思いやればラリー風のこともできる。 でも、本格的になった瞬間牙をむきます。
何をいきなり書いてるかといいますと、
素人と経験者でまったく違う
という点で似ていると思っています。他のスポーツももちろん経験者と未経験者の差は出ますが、卓球がギャップにおいてはかなりのレベル、と思ってます。
例えが長いわりに的を射てないかもしれないついでにもう一個。
京町屋に似ています。間口に対して奥行きが長い・・・
うなぎの寝床と言いたいのです
実は高難易度楽器?
それほどアマチュアと玄人の間にかなりの差がある気がしてます。このブログでも色々と書いている通り、たくさんの楽器経験があります。
すみません、noteでした。
戻りますと、他の楽器は結構上達曲線が滑らかでした。こういうことをやればこのくらい上達するかな、というのが読める感じ。
対して、リコーダーは本当にあるところから発想を変えないと、プロっぽい真似すらできないことに気づき、奥深さを知ることになったわけです。
上手い人と自分。メッシと日曜日の公演のおじさんのボール遊び。そのくらいの差を感じています。
色々な楽器を攻略してきた自分にとって、実は最難関に近いイメージを抱いているのがこのリコーダー。
このリコーダーのポテンシャルはケンブリッジバスカーズでも印象付けられました。
ぜひ挑戦を
ぜひ、楽器経験のある皆さん、今の自分の音楽の技能でチャレンジしてみてください。 金管がパワーレンジとしては0〜100として、その100分割された単位をコントロールするとしたなら、リコーダーは、金管の10〜18のレンジを100分割してコントロールしなくちゃいけないイメージです。
それに近いのはオーボエかもしれませんが、圧を全部受け止めてしまうリコーダーにはやっぱり苦戦するかも。
そういう繊細なイメージです。
さて、この考え方が合ってるのかどうかは、ぜひリコーダー演奏者に聞いてみたいところです。 ぜひ、コメントください。