カスタム五線紙 楽譜よりメモが大事! A4横PDF
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ゲーム開発の現場では音楽は下流
ゲームで楽曲を書く、という仕事をしていました。ゲームに限らず、何か別の時間軸に合わせて音楽を書く、という仕事をしている方は多いと思います。
その時の順番としても、音楽が先、ということはほとんどなく。というか、一回もなく。
必ず、先に何らかの情報があるのが普通でした。
音楽を規定する事前情報が多い
そうすると、単に作曲をすれば良いというものでもなく。ディレクターからは、「場面」「フィールド」「状況」などを説明され、それに対して作曲をします。
つまり、「楽譜以外の情報」がたくさん作曲時に必要になってくるわけです。
そこで、楽譜以外の欄をやたら大きくとった五線紙を作ってみました。
これならディレクターが何か言ったことを、ちゃんと書き留めておけます。
ディレクターの言語と音楽屋の言語
ディレクターというのは、音楽に詳しいとは限りません。元々プログラマーだったり、デザイナーだったり、最初からディレクション、という人は少なかったように思います(今は専門で始める人も多いと思いますが)。
少なくとも、音楽屋さんの自分が使う音楽系の言語はそのままでは通じないことがほとんど。
向こうから来る指示も
- もっとバーッと派手に
- なんかクールな感じにならんかな
- いや、ズバーっと抜けた感じが欲しい
などなど。分かるかっ!
・・・と投げたら仕事になりません。そうなると、コミュニケーションです。通じない!と嘆くのではなく、どうすれば通じるか。
スタイルで攻める
自分は、お手軽キーボードを多用しました。音楽屋さん同士だったら、16ビートが、とか、ここはラテンっぽい雰囲気で、とか、ロッカバラード風に、とか、ボサノバで落ち着いた感じに、など、いわゆるジャンルやスタイルで話すことも多い。
これを、ボタン一発で実際の音にしてくれるのが、いわゆるカシオのキーボード、みたいなもの。自分で弾いてもいいのですが、リズムの音も入るので、より音楽に遠い人でも、イメージを見つけてくれやすくなります。
しかも電池で動いてスピーカーが付いていれば、打ち合わせの現場にも持って行きやすい。
色々な現場で、独特の表現のディレクターさんと苦労しながらやっている同士の方、この楽譜で少し楽になってください!
利用規約:
当ページにアップしてある五線紙は、個人での利用を想定したものです。他にデータを配布する、販売するなどはご遠慮ください。