002: リモート講義のハード、ソフト、周辺機器

リモート講義のハード、ソフト、周辺機器

リモート講義、リモートセミナー、等でしっかりと多人数に情報を伝える、という場合、オンライン飲み会や、小さい単位のリモート会議とは違う面が出てきます。

学校での実務的なリモート。飲み会との一番の違いは。

落ちてはいけない、ということ。これは、お金をいただいて情報を提供する立場の人としては、死守すべきこと。結構この1点で、条件が決まってくる面があります。

不確定要素、変動要素を極力減らすこと。安定性重視。カッコよさは二の次三の次。下半身は何を装着してもしなくても良し。

これらを念頭において、まずはハード回りから。

まずはこれでしょ(ハード編)

光ブロードバンド

これです。多くの学生の動画がリアルタイムにやってくる。ネットワークが貧弱だと、あるあるで出てくるみたいに、画面が止まったり音が途切れたりします。

ハード編としておいていきなりこれですが、ハードなのか?ハードはありますからハードですね。

今、結構安いのもあります。自分はスタイルとしてあちこち型なのでWi-MAXでしたが、有線ネットワークが望ましいです。

ただ、ZOOMもTeamsもLINEも色々と試しましたが、実際にWi-MAXでネットワークの不足を感じたことはありませんでした。

どうしてもモバイルが必要、という人はLTEより消費データ量を考えなくてよいWi-MAXの方が安心です。(LTE併用にすると、LTE側の制限が先にかかるモデルもあります。Wi-MAXのみ、のモードで運用した方が安全です)

なので、

  1. 光ブロードバンド
  2. 次点:Wi-MAX

です。注意として、Wi-MAXは使用場所によって電波の入り方が違いますので、実際に講義を行う場所で使えるか?という点はあらかじめ確認が必要です。(お試しもできるようです)



有線ルータ

Wi-Fiは使ってはいけません!

無線環境は、しばしば外部の電波干渉の影響を受けまくります。なので、

壁→ルータ→(Ethernetケーブル)→PC

というつなぎ方が一番安定します。電子レンジの干渉とかは、自宅からお届けの場合、怖くて怖くて。

無線ルータを日ごろ使っている人も、Etherケーブルを挿す口があると思うので、ケーブルを買ってつなぐべし。人によっては、

壁→無線ルータ→(Ethernetケーブル)→USB Ethernetアダプタ→PC

となるケースもあるかと思います。私のPCはスロットがミニマムでUSB一個、マイクロHDMI一個、しかなかったので。

有線マウス

これも、無線禁止。しかも、色々なプログラムができて超高級で、というのも禁止。故障リスクを最低に抑えることを目指すべきです。

実際、講義中にマウスがうまく動かないぞ、なんだこりゃ、の混乱した現場を見たことがありますが、原因は無線マウスの電池切れでした。

有線マイク付きヘッドセット

これは、重要度で言えば2番目くらいか。

音質という点ではあった方が良いです。ノートPCであれば、最初からカメラとマイクとスピーカーがあるモデルがほとんどです。場合によっては外側のデバイスは極力なくしたいので、問題なければ内臓のセットで済ます、ということも事故回避には良い。

デスクトップの場合は、カメラ、マイク、スピーカーが無いものも多いわけで、こうなるとどうしても必要になります。

ハウリング対策にもなります。カッコいいのがゲーム用で出てますね。学生が買えないモデルを装着することで、大人の力を見せつける、という効果も狙うことができそうです。

↓こちらも有線モデル。

カメラ

あんまり無線カメラは無いかな。
ノートPCならカメラいらず・・・とお伝えしましたが。
女子であれば、ここはひとつ外付けも考えてもいいかもしれません。(極力外部デバイスをつながない、という方針はありますので、それでも!の場合)。
やはり、ノートPCの付属カメラ程度だと、どうしても光量が不足し、画面が暗く見えます。また被写界深度の問題もあり、後ろのごちゃごちゃも見えたり。
印象は案外大事です。書いてますが、私はまったくその辺気にしません。内容に自信があればそんなもの、といいつつ、同じ内容なら画面がきれいな方が良い。最低HD、オートフォーカスなどもあれば良いかと。安いのを買うと、PC内蔵型と変わらないです。

マイク

ヘッドセット側にマイクがあれば不要ですが、ノートPCの場合、薄っぺらい筺体に納める都合上、結構影響は受けます。これも、外側デバイス減らすの法則とは反しますが、内臓マイクの性能が低い場合はどうしようもない。

この場合、安いマイクを買うと、あまり内臓と差が出ません。私は音響メーカーの下記モデルを使ってました。格好悪い?いいんです。確実に動けば。

この確実という部分、良く製品紹介部分のテキストを読んでください。

「スイッチ無し」

つまり、故障は動くところから始まるのです。ライブ系の現場でもナレーション録りでも使うので、絶対に故障は避けたい。なので、私の仲間もこのスイッチ無し、を選ぶことが多いです。SUREなので声の拾いはまったく申し分ありません。


スピーカー

これは、非常に難しい。外部デバイスを使う、という意味では避けるべきといいながら、ノートPCのスピーカーでは・・・という音質問題。

しかし。ハウリング問題もあります。なので、使わなくても良いかも。

色々な音響デバイスをバラバラに用意すると、このハウリングの危険が高まってきます。いわゆる、会議用スピーカーマイク、であれば、そのあたりを一体で設計できるのですが、多人数がしゃべらないリモート講義では最低ヘッドセット、自分の場合確実性まで考えて内臓で乗り切りました。

でも、会議も行う、という場合は、色々と選択肢はあります。

 まとめ(ハード)

  • 無線は極力使わない
  • 外部デバイスは極力使わない
  • でも、大人の経済力を見せつけるべし

ソフトは

・・・ZOOMやらTeamsやらがいいんじゃないの?

↑投げやりですが、なぜかというと、顧客が指定する場合がほとんどなのです。まあ、どれを使ってもやりたい最低限のところはできるから、慣れれば同じかなぁ。

最期は総合のところにいけば全部揃いますね↓

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