組み立て式ロケットランチャー的なフォルム
未経験なのに、適当に書きます。
一つ前のオーボエからのダブルリードつながり。 こちらもリード削り師という側面はあるが、オーボエ奏者に比べると、いろんな意味で達観しているイメージがある。オケでもチューニングの元になる音を最初に出すオーボエは、ある意味、存在感を最初に出せる。それに対して・・・
不思議な立ち位置
親指が担当するキーのごちゃついて整理できてない感じも含め、どこかで職人が「あーもーわかんねー、どれか押して」的なところで進化を止めてしまったような、そんな、どこか途中で目的を忘れて向こうへ行ってしまった感がある不思議な存在。
不思議なのは素人が見た時にも。
解像度がもっと低かったときのテレビで、暗めのステージでのファゴットのアップで。マウスパイプが本体に比べ細くて長いので、良く見えず、一体どうやって演奏してるのか分からなかった。しかも音もどれかは分からず。 これもオーボエ同様、ポップス方面にはあまり仕事場なさそうで調べてみます。
・・・と思ったら意外なところで活躍。
アニメ、メディアのど定番
昭和のアニメの、サブキャラが歩くときの音楽などではむしろ独壇場。
うる星やつらの単なる歩行シーンの裏でポコポコした音を響かせてます。
サザエさん方面でも。ドラえもん方面でも。
最近はチコちゃんのエンディング。 昔話系では、フルートとのユニゾンで100%茅葺き屋根の映像が浮かびます。
↑これ欲しい!
チコちゃんのエンディングも、昔ながらの日本家屋でちょっと夕暮れが迫ってきた当たりの雰囲気なので、ぴったり。
ちょこっと脱線を続けると、こういった「定番」の音は結構クラシカルな楽器が昔から担当してそのまま残ってますね。
- トロンボーンのグリッサンドダウン
- からのカウベルかウッドブロックでこける音
- 発表前のスネアのロール、ティンパニのロール
- 残念な場面のトランペットのワウワウミュート
- やられた時のピヨピヨをグリッサンドホイッスルで
コントラファゴットという戦略的兵器
そんな楽器を演奏する知り合いがおります。結構遊び人で、元々トロンボーン吹き。でも、大学でなぜかファゴットに。さらに何を考えたかコントラファゴットを購入。
ここで、コントラバス奏者だった自分は、初めて「コントラ」仲間に出会います。 コントラ、ってこの流れだと「1オクターブ下」って感じに理解。そこで生まれた変な言葉が!
バカの1オクターブ下を意味する「コントラバカ」。より、馬鹿者という意味で…
脱線しました・・・ そのコントラファゴット、極めて戦略的な購入理由だったことが判明。
- そもそも所持者が少ない
- でも時々編成にある曲も
- トラで呼ばれやすい
- 謝礼and飲み会が期待できる
- ローン返済も捗る
これです。しかも。
だいたいやる曲は決まってる。10曲も抑えておけば、GPだけ行って本番、からの飲み会。 社会人になってもその活動は続き、ローン完済も割とすぐ、と聞きました。 あー、親指がコントラ疲れた。(←オリジナルはスマホでツイッターに書いていたのです)