頭髪バスターとしての恐ろしい効力
やった事ない楽器についても、平気でこれまで思ってた事をダラダラと書きます。
もちろん、吹奏楽とオケでごいっしょしました。
サンプル数2、2/2
さて。「オーボエは頭髪にダメージを与える効果がある」という知識があります。伝説としても有名かもしれません。自分の良く知る奏者2人がその通りなので、正しい情報だと思います。 一応その原理としては、
- 演奏には強い空気圧を割と必要
- でも、消費は少ない
- よって血圧が上がる
そうすると、頭部の血液循環を阻害、それがダメージに、ということでしょうか。
ならばやめればいいのに…とならないのは、他に変えられない倍音構成が独特な音色と歴史でしょうか。人生のある部分を犠牲にしてでもその楽器を手にする価値が上回っている、とも言えます。考えるだけで恐ろしい楽器です。
音楽的考察
音楽の中では、音量の問題もあるのか、比較的静かなパートで主にノスタルジックなフレーズを担当するイメージ。 屈強な戦士が敵に立ち向かう場面よりも、夕暮れに過去を振り返る精神的に弱った主人公を彩るイメージ。または、平和、安定、のどか、牧歌的、などのシーン向け。
演奏家?工芸家?
楽器を手にしてそれを生業にしたり、趣味にしたい人がやりたい事は、普通に考えれば
- 上達のための練習
- 人前での演奏披露
- 仲間とのアンサンブル
など、演奏に直結した行動だと思います。そのための時間を過ごしている。
でも、オーボエ奏者の活動時間の80%は刃物を持って木のカケラを削っている印象。こうなるとオーボエ奏者ではなく「リード削り師」と呼称したい。
演奏家の特性も
私の直接知るオーボエ奏者(或いはリード削り師)は、全員真面目、という特性もあります。
もう少し映える楽器がある中でこれを選んだ時点でそっちになるのか、真面目気質だからオーボエを選んだのかは分かりません。 また、終わりの見えない削り作業に没頭する姿は、頭髪問題も加味すると修行僧の姿を彷彿とさせます。全て主観なので、あまり突っ込まないでください。
それらが総合してか、
- ポップスオーボエ
- JAZZオーボエ
などのジャンルはあまり記憶にありません。 逆に考えれば、隙間産業的にそれらのジャンルを確立すればレコードショップの一つのジャンル名は寡占状態にできることにも。(ここまでググってませんので、あるかもしれません)
問題は真面目気質。JAZZ界隈では普通のメロディとコードしか書かれてない楽譜を渡されて、戸惑うのではないか。さらに、他のメンバーが「今日はのんびり4ビートで回そう」と言った会話にどう対応するのだろうか。 少なくとも私の知ってる奏者は全員、アドリブ部分をあらかじめフルに楽譜に書き起こして個人練習しそうです。
循環…してないよね?
そんな彼らが脚光を浴びる芸があります。空気量をあまり消費しない特性を利用した「循環呼吸」と言われている芸。 …循環…してな…なんでもありません。 原理としては、「お口バグパイプ、その隙に鼻で吸う作戦」ですよね…
なんか真面目そう↓
基本真面目↓