XXX:番外編 楽器の運搬は背負うのが一番=背負子

楽器の運搬は背負うのが良い 純正+背負子+安全

さて、読めますでしょうか。背負子と書いて「しょいこ」。

割と、本格的な登山で使われてきた歴史もあり、最近ではアウトドアの楽しみ方の中で、不定形の荷物を運んだりすることにも使われました。

背負うことのメリット

両手が空く、重さを片方の手で支えるのではなく、両肩・全身で支えられる、など。でも注意は必要です。

背負うことのデメリット

大事な楽器が見えません。後ろで、もしもいたずらされてケースを開けられたら?背負っているベルト、という新しい追加部分がいきなり壊れたら?(製品設計では、要素が一つ増えると、故障可能性箇所が一つ増える、と考えます)

背負子という選択肢

純正ケースがある人はそれを使うべきです。絶対的に。

ケースが大事な理由はこちら

それを背負う形にするのに、外側の製品の力を借りるわけです。割と売れ筋のはこれ。こんな感じの商品です。

TAKAMIYA(タカミヤ) アルミフレームパック TG-4022

超!注意事項!


やさしい商品ではありません。山男たちの頑丈な装備を、山男たちの綿密な準備で受け止めてきた製品。注意事項はあります。

  1. 自分で固定が必要です
  2. しかも横にずれます
  3. アルミ製とは言え重いです

固定については、基本的には金属の梯子状のパイプ。自転車の荷台に荷物をくくりつけたときに味わった危険はそのままあります。

つまり。

  • 固定していたヒモがゆるむ、切れることでの落下
  • 徐々に緩んで荷物がバランスを崩す危険
  • はみ出た部分が他人にぶつかる危険

などなど。大事な楽器を危険にさらしてはいけませんし、他人の危険になってもいけません。

それを踏まえて以下を復唱しておきましょう。

  • ゴムは伸びるから使わない(伸縮しないベルトで固定)
  • 横方向にはずれるから、必ず横方向に動かない固定を行う

自分的おすすめ商品

やはり、評価は大切。実際に見るポイントは、

  • 壊れないこと
  • 体に密着するので疲れないこと
  • でもなるべく軽いこと
  • 固定方法が多彩なこと

です。さらに恰好よければ良いですね。それでは、特にランキング形式にはしませんが、目についたいくつかを。

割と値段と仕様が良い製品でした。

評価を見ると

  • 頑丈
  • でも案外軽い
  • 腰で支えられる

というのが多く、今回の目的に合っています。また、他のベルト類を後で買わなくても済む、という評価もありますが、評価を書いた人が楽器用に使っているとも思えませんので、やはり横方向にずれない固定方法は必須です。

エバニュー(EVERNEW) ショイコ オレンジボーン EBB002

こちらはちょっと特殊な条件。評価にあったのですが、ネットで探せる一番重い荷物を運べるもの、という部分。値段もしますが、とにかく化石採集、山岳作業、などのプロが使ってる感じです。

楽器を乗せた状態では自立しないので、どこかに立てかけるか寝かすことになりそうです。

(これは他の商品もおおむねそんな感じ)

ベスト10どころではなかった・・・

色々あるなー、とアマゾンを覗いていたのですが、やはり評価が書かれていないものを紹介するのは怖い。さらに、自分は全部を購入したわけではないので、慎重になる。

今回、以下を外しました。

  • 5000円以下は値段相応の加工
  • 折り畳みは故障部分が増える
  • キャスター付きは楽器に悪影響
  • 金属フレームが体に直接あたるもの

そうしたら、2個だけだったんです・・・一つは高いし。

この領域、もう少し研究してみます。

 

 

 

 

 

 

 

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