2/20 COGY 電通の36階で走り回る
本日は電通で、障害を持つ人に対するサポートを考えるバーチャル会議体。電通社員以外がたくさん参加します。この会議は、
テクノロジーの力で障害のある人を継続的にビジネス的にサポートする方法を考えよう
というものです。ビジネス的に、という部分はどうしても賛否両論が出てきますが、電通だからこうなった、ではなくて
ビジネス的に回る形にしておけば我々が倒れても誰かが引き継いでくれる
という考え方が初めにあるから、です。実際、当事者が自腹で頑張ってるという方も多く参加され、そういう方が経済的に自立できるようにする事も考えていきたい、というもの。
今回は、後半にCOGYの紹介をさせてもらい、その後、試乗会。
実際の車椅子ユーザーも2人参加してくれていたので、試してもらいました。
実際に乗ってもらった
簡易ペダルをストラップ付きペダルにサクッと付け替え、乗ってもらいました。
結果は3分ほど試してもらったのですが、魔法のようにすぐに漕げるということにはならず。でも、脚からなんらかの刺激が眠っていた機能を呼び起こすようなタイミングもあり、もう少しリラックスしながらゆっくり乗ってもらう場所やタイミングが必要、と感じました。
もう一つは、床材。走破性は高いのですが、初めての乗車でうまく力を感じるには、硬めの床の方が望ましい。実際にはかなりソフトで毛足の長いパンチングカーペット。
正しい試乗方法はある
すぐにその結果をTESSにフィードバック。すると以下の示唆が。
・ペダルは筋力のある方や、力が期待できる脚があれば、踏み込みがしやすいペダル角度にしておくこと
・慣れないうちは、前後にゆっくり前後にサポートする人が押したり引いたり。脚が動く感覚を身体に覚えてもらう。
・さらに、脚がペダルから受ける刺激を感じるようになったら、少し押してから手を離してみる、引いてから手を離してみる、を何度か。
やはり、こういったところもノウハウです。
次回の試乗会では、その辺を考え、リラックスしてもらいながら、焦らず少しずつ試してもらおうと思います。